雪の閏日に『閏』の漢字の意味を知る

京都ではうるう年の2月29日の夜に雪が降り、とても印象的な閏日となりました。今朝、京都の梅の名所では、雪化粧をした梅がとても美しかったです。


さて、このうるう年、英語でなんというのでしょうか?
お恥ずかしながら、わからず、調べてみました。

英語では『leap year』というそうです。
『leap』と聞いてなじみがあるのがタイムリープ=時間移動のリープですね。
『leap』は、はねる、跳躍する、飛ぶ、という意味。なぜこういう言い方をするのかは、ここで書くと長くなるので、ネットで調べてみてください(笑)。

さて、英語を覚えたら日本語の漢字もちゃんとチェックしてきましょう。

『うるう年』漢字で『閏年』と書きますが、この漢字の『閏』という字あまり普段みかけません。辞書によると『閏』は、王が門の中に居ることを表しており、中国では暦からはみでた閏日には王様が門の中に閉じこもって、公務を行わないことに由来するそうです。

漢字の意味に興味をもち、なぜこんな形になったんだろうと由来を調べてみると新しい発見があったり、中国と日本の関係の深さや、日本の漢字が中国語の漢字として逆輸入されたものがあったりと、漢字文化は、知れば知るほど面白いですね。

漢字文化を学ぶための博物館が、今年の6月29日、京都の東山区にオープンします。
以前その日本漢字検定協会(京都市)のビルの中に漢字ミュージアムがありました。漢字のなりたちなどを学びながら漢字を楽しく学ぶ博物館でしたが、そこが規模を更に拡大しリニューアル!「漢検 漢字博物館・図書館(愛称・漢字ミュージアム)」として誕生します。

この春4月29日には京都の梅小路に京都鉄道博物館もオープン、そして6月に漢字ミュージアムも開館ということで、新しい博物館の誕生が楽しみです。

漢字ミュージアムHPはこちら→ http://www.kanjimuseum.jp

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